日本史:大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本

参考書レビュー

『大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本』目次

原始・古代
第1~7章
大学入学共通テスト試行調査問題に挑戦
中世
第8~12章
大学入学共通テスト試行調査問題に挑戦
近世
第13~18章
大学入学共通テスト試行調査問題に挑戦
近代・現代
第19~30章
大学入学共通テスト試行調査問題に挑戦

『大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本』とは

全656ページ、河合塾や東進衛星予備校で講師をされている山中先生による共通テスト対策の定番、通称『黄色本』の日本史版になります。

日本史は、暗記する量も多く参考書も分厚くなりがちですが、本書は出来るだけコンパクトにまとめて(それでもかなりの量です)情報の密度を上げた参考書です。

本書の中で歴史の『たて』と『よこ』のつながりを学び『時代感覚』を身に着けていきましょう。

『大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本』の口コミ・評判

本書を使った方の意見で『情報が多い』『ややこしいところが整理されていてわかりやすい』と言った感想をよく耳にします。半面『時々重要な語句が抜けている』と言った感想も聞く時があります。

膨大な量の日本史を一冊にまとめるたため、ある程度重要度の低い語句を割愛し、全体像の把握を第一に作られた参考書のような印象を受けます。

『大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本』のレベル

レベル的には共通テスト用とありますので、初学者から共通テスト実践レベルまで使用可能と言えます。

ただし、中学生の時に歴史が苦手だった方には若干難しい可能性があるため、何度か読み返してみるのが良いでしょう。

また、かなり内容が良いようで日本史の論述対策にもある程度対応できるようです。

『大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本』使い方

基本的には学校の予習で使っていただきたいものになります。

本書は赤シートで消して読めるように作成されていますので、他の問題集に取り掛かる前に赤シートで消したところは大体覚えている状態まで使い込むと良いでしょう。

大学入学共通テストは、年々『思考力』要求される形式へ変化していますが、それは『知識』を否定するもではなく、知識があることを前提として思考力を試されるものとなっています。

いち早く基礎となる知識を身に着け、過去問演習・予想問題等に取り組めるようにしていきましょう。

『大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる本』が終わったら

執筆されている先生は変わりますが、『大学入学共通テスト 日本史Bの点数が面白いほどとれる一問一答』というものが存在します。

学校で山川さんから出版されている一問一答をもっていれば特に購入する必要はないかと思いますが、『黄色本で揃えたい!』と言うコレクター的な考えで購入するものありかと思います。

学問的ではありませんが、こういった動機も受験勉強のストレス軽減にもなりますのでお勧めです。

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