風邪に気を付けましょう!

塾長ブログ

この2週間かなり体調が悪かったです

先々週軽く風邪をひきました。
熱は出なかったのですが、のどが痛くてちょっと声が出にくくなっていました。

1週間ほど声が出にくかったですが、そのほかに異常はなくしんどくもなく・・・
季節の変わり目だなーくらいに思っていました。
それもすぐに治り、まだまだ若い!などと思っていたのですが。

いや、わかくないでしょ。

フォーエバーやんぐ!

先週の土曜日に授業が終わったあと、なんか体が重いよいうな気がしていました。
日曜日、朝から子供を連れてレクトに遊びに行きました。
この時点ではまだ体調不良とは思っていません。

明確に体の長が悪いと思い始めたのは、フードコートで昼食をとっていた時のことです。
無性にオレンジジュースが飲みたいと思うようになったのです。

その後本屋に行きました。
なんかおかしい??まっすぐ歩けない!!

子供をつれて、薪割り体験やマシュマロ焼きなんかもやってみました。
絶対おかしい、手足に力が入らない。

家に帰って体温を測ると39.5℃もありました。

あまりの高さに思わず笑いました。

笑い事じゃないですよー

とりあえず布団に連行され、家においてあった子供の薬の残りを妻に渡されて飲んで寝たのが日曜日の16時頃です。
(↑よいこは真似をしてはいけません。薬はお医者さんにもらったものを飲みましょう。)

くすりのお話

これ何かわかりますか?
これはペニシリンと言って、カビから抽出された世界最初の抗生物質です。
1928年にイギリス・スコットランドの細菌学者・アレクサンダー・フレミングという天才が発見したらしいですが一体何をどうやったらカビからこんなものを抽出すると言う発想が生まれるんでしょうね!

先生!あの絵は何ですか?

構造式と言って、高校で理系化学で基礎を学び大学で本格的に勉強するものです。
おそらくねねちゃん先生が専門で勉強していく予定の分野になります。

ちなみに抗生剤は、細菌の細胞壁を溶かして死滅させる働きがあります。
なんとすごいことに、人間の細胞には何の影響もないんだそうです。
ごいすー

そうそう、薬と言えばもう一つ。
ちょーおありがてぇー科学のミサイルがあります。

サルファー剤です。

©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会

肺炎にかかっていたルリを千空が治療するお話ですが、ここで登場するのが抗生剤とサルファー剤。
千空はこの時サルファー剤を作ることにしたようですが・・・
とんでもない技術です。

①ベンゼン環合成
ベンゼン環(真ん中の六角形の部分)はまぁ、何とかなると思います。
②アミノ基付加
これにNH2(アミノ基)をくっつけるときに硝酸が要るはずなんですが、復活液が硝酸なんでここも何とかなるでしょう。
③スルホン化(SO2を入れること)
問題はサルファー(元素記号S:硫黄)をくっつけるところじゃないでしょうか。
ベンゼン環に直接くっつけるのであればそんなに難しくないのですが、アミノ基がついているものへ硫黄をくっつけるのは簡単じゃなかった記憶があります。
④もう一個アミノ基を入れる
これどうやるんだろ・・・スルホン酸(Sの部分は酸)にアンモニアつけるんだろうか?

一応私も化学はかなりの水準で学を修めていると自覚していますのでサルファー剤の作成は可能です。
(かなり忘れている部分あるので、あくまで若いころ)

ただし、それは研究室と言う恵まれた環境下にあっての話です。
自分の研究室で作るなら1週間あれば出来るかな?
ですが、ドクターストーンの世界で短期間で作るのは無理です。
おそらく運が良くても2か月はかかります。

千空は恐ろしいほどに天才と言えるでしょう。

くすりってすごい

やたらと趣味の話になってしまいましたが、薬って本当にすごいです。
日曜日に妻にもらった抗生剤をのみ、よく月曜日にかかりつけ医から処方された強い抗生剤と解熱剤を飲んだところ、昼過ぎには熱も下がり歩けるようになりました。

幸いにもコロナやインフルではなく、『ただの風邪』だそうです。
(ちなみにコロナはもともとのウイルスは風邪のウイルスです)

今回は薬で抑えて授業することが出来ましたが、もしこれがコロナやインフルであった場合は現状休校にするしかありません。
生徒数が60人くらいになって正社員を雇うことが出来れば私の体調で授業に支障が出ることもなくなります。
きっと来年の春くらいには出来るようになっていることでしょう!

先生、それは友達を連れて来いってことですね!

よろしくー

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