特許証
正月に幼馴染の家に新年のあいさつに行ったときにこんなものを発見しました。
早口言葉に出てくるやつですね!
もしかして、『東京特許許可局』のことでしょうか?
実は気になって調べてみましたが、東京特許許可局と言うものは実在しないようです。
これはテレビ局のアナウンサー採用試験のために作られた早口言葉だそうです。
実際は上の証書に書いてあるように『特許庁』と言うところが発行しています。
まぁ普通に生活していたらお目にかかる機会はほとんどないでしょう。
ちなみにこの方は広島大学の名誉教授で江波を貫通している『広島南道路』の建設時に技術指導者として参加していたようです。
わたしにとっては近所のおじちゃんでしたが・・・
なんにせよ珍しいものを見たので、みんなにも見せておきましょう。
そのうち本校卒業生が特許を取ってきたらうれしいですね。
甲種飛行予科練習生 試験問題
これは正月にLINEで中学生には回したものになります。
なんでこんなものが出てきたかというと、私の祖父が受けた入学試験なのです。
これは1943年の飛行予科練の入試問題です。
気になったので予科練甲種について調べてみたら、海軍兵学校に次ぐような位置づけの学校だったようです。
大戦末期の教育期間短縮時の教育課程ですので正確な学年を現代に当てはめるのはむつかしいところですが、大学入試に近い感じなのかなと思います。
先生解けるんですか?
解けない問題がありました。
ちなみに広大の理学部数学科を出ている私の父も解けない問題がありました。
(私の父は広大の工学部卒・工学部大学院卒・法学部卒・理学部卒と4回も大学を卒業した勉強マニアの変人です)
4番の問題はおそらく正解がないタイプの問題になっていると思います。
4時間後に敵潜水艦が存在する可能性がある場所の面積を求める問題ですが、ちょっと条件が不足していて求めることが出来ません。
きっとある程度近似したりして求めていくんだと思いますが、近似したり足りない条件をどう予測していくかが採点基準になっているんじゃないでしょうか?
ここまでくると、最近よく言われている『暗記ではなく思考型』の入試問題の極地です。
いまの入試問題よりも80年前の入試問題のほうが遥かに思考力を求められる問題となっているのは興味深いことです。
面白くはないですが・・・
この子は確か小5のころから中3くらいまで担当していた子です。
なかなかに数学センスのある生徒で、計算問題などは私よりも解くのが早かった覚えがあります。
特に私がどこで塾を開いているかなど知らないはずなのですが、インターネットで頑張って探してくれたのでしょう。
元日に校舎のポストに届いていました。
長年の指導歴からの直観ですが、彼は合格するでしょう。
合格したら3月に遊びに来るのでしょうか?
その時は本校の中3もそろって合格報告をしてくれることを祈っています。
また、本校6受は現在入試真っ最中です。
If I could use magic, everyone would pass the entrance exam.
中3諸君は仮定法なので訳してください。
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