『鎌田の化学基礎をはじめから丁寧に』目次
第1章 物質の成り立ち
第2章 原子の構造
第3章 電子配置と周期表
第4章 化学結合
第5章 化学量論
第6章 酸と塩基
第7章 酸化還元
『鎌田の化学基礎をはじめから丁寧に』とは
東進衛星予備校講師鎌田先生による全272ページの参考書です。
他のはじめから丁寧にシリーズ同様に、図が分かりやすく文章もなじみやすい言葉で書かれています。
重要語句は赤シートで消して覚えるようにできていたり、ちょっと難しい言葉は「Reading hints」としてページ下部に説明があるなどのうれしい工夫があります。
『鎌田の化学基礎をはじめから丁寧に』の口コミ・評判
はじめから丁寧にをコンセプトに書かれていますので、レビューの多くはわかりやすいと言ったものになっているようです。
実際鎌田先生は授業自体も非常にわかりやすく評判の高い先生ですので、その著書もわかりやすいのは納得がいきます。
また、生徒に本書を勧めている指導者の方からも鎌田先生の著書は良いものを書かれると言ったレビューが出ているようです。
『鎌田の化学基礎をはじめから丁寧に』のレベル
はじめから丁寧にシリーズですので、基本的には初学者から共通テスト手前までとなります。
ただし、生物や地学と違い理論化学の分野では暗記以外のことが求められますので、中学校の時に理科(化学)が苦手だった人には初めちょっと難しい時があるかもしれません。
そういった際はもっと優しめの参考書か、中学校の教科書を併用して進めていってください。
『鎌田の化学基礎をはじめから丁寧に』使い方
共通テストまでの基本事項を本書で効率よく体系的に学ぶことが出来ます。
章末についている『まとめテスト』と『確認テスト』で満点近く取れなかった場合は先へ進まず、もう一度読み返しましょう。
化学は前の多元で習ったことは理解できていることを前提として後の単元が始まることが多いため、不安な場所がない状態で先へ進むのがいいでしょう。
特に酸化還元の単元はそれ以前の単元の集大成とも言うべき内容になっていますので、読んでいる途中で分からなくなったら迷わず前の単元に戻って調べると良いでしょう。
『鎌田の化学基礎をはじめから丁寧に』が終わったら
本書は分かりやすくコンパクトに作成されていますが、その分若干内容面で不足する部分があるように感じる部分があります。
本書を終えた後は積極的に問題演習をしていきましょう。
学校で配布されている問題集はかなりの演習量となるはずですので、本書終了後は学校の問題集を2周~3周やってしまいましょう。
その後共通テストの過去問演習や、予想問題集に取り組めば万全と言えるでしょう。
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