『橋元の物理基礎をはじめから丁寧に』目次
第1講 位置,速度,加速度
第2講 物体に働く力の求めかた
第3講 等加速度運動
第4講 摩擦力
第5講 放物運動
第6講 圧力と浮力
第7講 仕事とエネルギー
第8講 力学的エネルギー保存則
第9講 熱と温度
第10講 理想気体の状態変化
第11講 正弦波
第12講 弦と気柱の振動
第13講 電界と電位
第14講 直流回路
第15講 磁界と電磁誘導
第16講 交流と電磁波
『橋元の物理基礎をはじめから丁寧に』とは
東進衛星予備校講師橋元先生による全336ページの参考書です。
橋元先生は『物理はイメージ!』と言うことを大切にされており、本書もそれに準じて書かれています。
また、本書は大学入試頻出分野の理解に重点を置いて書かれているようで、よくわかる入門書と言った内容になっているようです。
『橋元の物理基礎をはじめから丁寧に』の口コミ・評判
文系の方には物理!と言うだけで難しいものですので、『受験には使わないけど定期テストの勉強のために買った』と言う方の中には『教科書よりもわかりやすいけど、やっぱりわからないところもある』と言った方もおられるようです。
また、時々物理が得意な方のレビューには『説明が長すぎる』と言った意見もありますが、私個人的には物理が苦手な方にはそのくらいがちょうど良いのだと思います。
『橋元の物理基礎をはじめから丁寧に』のレベル
ただでさえ難しい物理を、かみ砕いてゆっくり説明してくれていますので、初学者から入っていける内容ではないかと思います。
ただ、問題量は少なく、頻出事項に重点を置いた入門書であるため、本書だけでは共通テストの基礎レベルまでは足りないかもしれません。
『橋元の物理基礎をはじめから丁寧に』使い方
他の理科基礎に比べて勧め方がちょっと難しい一冊になるかと思います。
理系で上位大学を狙うのであれば、この本のお世話になっている場合ではなく、橋本先生の書かれている『橋元の物理をはじめからていねいに』の三部作をやるべきでしょう。
どうしても本書を使いたいと言うのであれば、高校1年生の夏休みに全部やってしまうくらいがちょうど良いかもしれません。
もし、文系なのに理科が好きで、覚えることが嫌いな受験生がいたら(たまにいます!)本書はベストマッチすることでしょう。
物理基礎・化学基礎と言った科目選択で生物基礎・地学基礎と比べて少ない労力で高得点を取ることが出来る可能性があります。
『橋元の物理基礎をはじめから丁寧に』が終わったら
本書を理解した後であれば、『セミナー』等の学校教材での演習がより効果的になるはずです。
学校教材は基本的に全範囲学習となりますので、本書で触れていないところの穴埋めもできるでしょう。
理系のひとは一日でも早く本書を終わらせて上のレベルの問題集に取り掛かりましょう。
コメント