英文法レベル別問題集シリーズとは
東進衛星予備校講師安河内先生による文法の参考書です。
受験生の皆さんは自分のレベルにあったものから初め、志望校合格に必要なレベルまで順に学習していくことが出来ます。
一冊ごとの量は140~170ページ位とかなり軽くテンポよく勧めることが出来るのも特徴です。
英文法レベル別問題集1超基礎編
超基礎の名前の通り、英検3級合格レベルを考えて作られています。
高校入学したばかりで英語が苦手な人にピッタリのレベルかもしれません。
超基礎といっても意外と忘れていたり、あやふやなところもあるかもしれません。
本書は、品詞の役割から改めて学んでいきますので、英語がにがてな人はここから始めても損はしないでしょう。
英文法レベル別問題集2基礎編
3の標準編で学ぶ本格的な英文法の準備段階と言う構成になっています。
中学の時は英語は出来たけれど、高校入って出来なくなった人はここから始めると良いでしょう。
基礎編のレベルは英検準2級に挑むひと向けのレベルとなっています。
英文法レベル別問題集3標準編
標準編には英語を学ぶ上で非常に重要な事項がぎっしりと詰まっていて、高校の基礎英文法をこの巻で一通り学ぶことが出来ます。
しっかり、復習し確かな英語力を身に着け行きましょう。
本書のレベルは英検準2級から2級に対応しています。
本書で実践レベルでも通用する基礎英文法を身に着け、一気に得点力を上げていきましょう。
英文法レベル別問題集4中級編
中級編は大学入試標準レベルとなっています。
同じような内容でも違う角度から問われた時に対応できるように応用力も磨いていきましょう。
このレベルになると、暗記しておかなければいけないことも多くなりますが、入試に頻出してくるものになりますので頑張って覚えていきましょう。
本シリーズはここで一区切りとなります。これ以降は必要に応じて進んでいくと良いでしょう。
英文法レベル別問題集5上級編
このレベルをクリアすると、英検準1級レベルの文法力が身についているはずです。
難関大の文法問題にも対応できる知識が身についていると言えるでしょう。
ただし、本書での問題は項目ごとに分類されているので、難関大によく出てくる『紛らわしい』『ひっかけ』等の問題に対抗するためにはさらに演習を重ねる必要があるでしょう。
英文法レベル別問題集6難関編
レベル6は、東大や早慶上智などの超難関大学で出題された問題を中心に練習していきます。
これらの難関大学は非常に紛らわしい選択肢が多く、おぼろげな理解や感覚で解いている人は簡単に引っかかってしまいます。
本書で問題の解き方を理論的に考え、主題者の意図まで察せるレベルになってください。
同時に英検1級や準1級にも挑戦していってください。
英文法レベル別問題集使い方
最初のレベルの選び方ですが、一般的には英語の苦手な方はレベル2からで、それ以外の方はレベル3からスタートすると良いでしょう。
本シリーズはスモールステップで徐々にレベルを上げていく構成になっていますのでとりあえず皆さんレベル4の中級編まではやってしまいましょう。
そのあとのレベルは自分の志望する大学の過去問を見ながら決めると良いと思います。
もう一つ付け加えると、大学入学共通テストではセンター試験形式の文法問題がなくなりました。
ですがそれは文法問題がなくなったというわけではなく、読解の中に文法問題が紛れ込んでいると言った形に変化したものになります。
依然文法が重要であることに変わりはありませんので、出来るだけ早く文法の基礎を身に着けていってください。
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